自分の肌の声を聞く、ということ

「スキンケアアイテムはたくさんありすぎてどうやって選べばいいかわからない…」
実はレッスンで頻繁に出会うお悩みです。世の中にはたくさんの魅力的な化粧品ブランドがありとあらゆる商品を作っています。しかも化粧水、乳液、クリームの基礎化粧品だけでなく、導入化粧水、拭き取り化粧水、美容液…あげていったらきりがないほど、色んなアイテムで溢れていますね。

みなさんはどんな基準で自分のお肌をケアするアイテムを選んでますか?化粧品カウンターでおすすめされるがまま買ってみたり、ランキングで上位であることを基準にしてなんとなく使うより、自分のお肌の声を聞いて今の肌状態に合わせてアイテムを揃えて使ってあげることができたらとってもお肌思いで素敵だな、なんて思います。

今日はそんな「お肌の声を聞くとは?」についていくつか例をあげながら考えていきたいと思います!


<お客様事例①>
お肌悩み
「Tゾーンの皮脂、皮脂くずれ」
日中の皮脂分泌が盛んで朝のスキンケア後1〜2時間で油取り紙で拭いたくなるほど皮脂が出てくる。日中べたつくのが嫌いで保湿は軽め。テカリが嫌だし、皮脂が出るタイプの肌故にベースメイクは”皮脂くずれ防止”を謳っているアイテムを必ず選ぶようにしている。使うとテカりにくいのでお気に入り。

お肌の声
今回のケースのお肌のサインは「皮脂」です。自分の肌に合わせて対応しているように思われる「皮脂が出るタイプの肌だから、皮脂くずれ防止のベースメイクを選ぶ」は対処でしかありません。テカりが嫌、日中ベタつくのが嫌はご自身の好みや欲求です。
人間も生き物なので生きていれば皮脂や汗は分泌します。ただ皮脂がなぜ必要以上に出てくるか?に耳を傾けることがお肌の声を聞くことに繋がります。皮脂はお肌にとって大切な潤いの一つ。必要以上に出るのであれば、乾燥からお肌表面を守ろうとしているか、自分の肌にとって必要以上に脱脂されてしまい、補おうとしている可能性もあります。
そんなお話をしていたら、「実は夜は保湿はしっかりしていて、朝はほぼてかっていないです。それなのに朝は洗顔フォームでしっかりお顔を洗って、保湿は軽めのジェルクリームのみ。それで1〜2時間後に皮脂がでる。完全に乾燥から守るために出ている気がします…身体って正直ですね」とお話しして下さいました。

<お客様事例②>
お肌悩み
「ごわつき・ざらつき」
化粧品カウンターへ相談したら、古い角質を除去することが大事と言われたまにスクラブを購入。最初は週1くらいだったけどごわつく頻度が早くなってきたから最近は週2〜3回くらいで使用。スクラブと言ってもとってもお肌に優しいものだから気になる時に使って大丈夫と言われたから大丈夫!あとは拭き取り化粧水をコットンにひたし古い角質を除去してから化粧水を使っている。使うとなんとなく化粧水が入りやすいような、変わらないような…

お肌の声
今回のケースのお肌のサインは「ごわつき・ざらつき」です。先程の事例と同様ですが、古い角質を除去することはやはり対処でしかありません。なぜごわつくのか?なぜざらつくのか?に耳を傾けることがお肌の声を聞くことに繋がります。
ちなみに古い角質などとよく言いますが、変な話をしますが角質の古い・古くないは私たちが決めれるものなのか?と感じることがあります。現場の最前線で働いている角質達からすると、「必要だからいる」「不要だから垢となって役目を終える」ただそれだけのように感じることがあります。角質細胞は層積み重ねることにより外界(自分の体の外のもの)から身体を守るために存在している。だとしたら古い角質はまだこの身体にとって必要だから存在していて、実は除去する対象ではないのかもしれませんよね。
(もちろんお肌にとっていいタイミングで排出のお手伝いをするのはいいのですが、まずは排出しやすい肌環境が作れているかが大事かなと思っています)

自分の肌のためにスキンケアを行うのであれば、自分の肌目線を持ち合わせていると素敵な選択が出来るのかもしれません。どこから物事を見るかによって見える景色は全く違います。それなのに自分の欲求ばかり一方的におしつけるとお肌も負担が多くて不具合やサインを出すのは当たり前のこと。いつ何時でも自分の身体を最前線で休みなく守ってくれているお肌だからこそ、お肌と触れ合う時間には少しの労りの目を向けてあげると分かり合えることも増えるのかもしれません。

今回のケースは実際のお客様事例ではありますが、100人いれば100通りの肌。そのため悩みを招く要因も様々だと思っています。
ただお肌との向き合い方や考え方、お肌の声と自分の声のバランスのとり方などご参考になると嬉しいです。

AimerDAIKANYAMA 奥原

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